東京新聞・中日新聞の日曜版の「パズルの世界」特集に、パズル作家としてインタビューとパズルを掲載頂きました。
1時間半にもおよぶ取材で、生い立ちからパズルに関する思いなどたっぷり語らせて頂きました。ご紹介いただいたニコリ編集部様にも感謝です。
掲載されているパズルは、ニコリ社の単行本『ニコリのエニグマ2』に掲載の拙作です。当方以外にも、ひらめきや謎解きを中心としたパズルが満載ですので、ご興味ありましたら、こちらも是非!
東京新聞・中日新聞の日曜版の「パズルの世界」特集に、パズル作家としてインタビューとパズルを掲載頂きました。
1時間半にもおよぶ取材で、生い立ちからパズルに関する思いなどたっぷり語らせて頂きました。ご紹介いただいたニコリ編集部様にも感謝です。
掲載されているパズルは、ニコリ社の単行本『ニコリのエニグマ2』に掲載の拙作です。当方以外にも、ひらめきや謎解きを中心としたパズルが満載ですので、ご興味ありましたら、こちらも是非!
主婦の友社刊行の『生きる力が育つ!あそびベスト53』で「なぞなぞ」を4ページ担当しました(2017年に刊行された「あそび図鑑」がハンディサイズにリニューアルされた本ですので、当該ページの内容自体はほぼ同じです)。
他にも影絵・じゃんけん・工作など色々載ってますので、お子様の遊びのお供に宜しければ是非。
先日(2018/10/30)双六とクイズを色々に合体させた「すごろっクイズ」というクイズイベントを開催しました。
その際に「すごろく面白ゼミナール」というコーナーを開催。
こちらはクイズではなく、すごろくにまつわる色々な話を、僕が登壇してあーだこーだ語るという、いわば講義のお時間。
ただ「思ってたより、面白かった!」の声が多くて、準備した側としては嬉しい限り。
で、せっかくのお正月なので、その内容を公開しちゃおうかなあと。
これを読むと、すごろくがもっと好きになる!?
興味を持たれた方は、今度のイベントにも是非お越しくださいませ。あるいは、お声かけて頂ければ、出張・出前もいたしますよ!
というわけで、まずはどれだけ双六にあふれているのか、この数か月で目にした様々な双六を紹介。
それも「最初から双六ゲーム」ではなく、「双六がプラスされているもの」で。
ね、色々あるでしょ? さらには……
なんでこんな地元(浜松)の施設を紹介したのかというと……
そして、そもそも双六といったら、子供の遊びでもあります。
じゃあ、最近の子供向けの双六ってあるんだろうか?
そうだ! 「子供向けの雑誌」の付録に注目してみよう!!
「付録にガシャポンがついてる!」とSNSでちょっと話題になった『幼稚園』でしたが、そのガシャポンの用途は実は「双六のサイコロの代わり」だったんです!
(モチーフは現在放映の「仮面ライダージオウ」。これは歴代の仮面ライダーに変身できる能力を持っており、ガシャポンにはその歴代ライダーが出てくる。サイコロを振る代わりに、もっとも近くの先にある該当するライダーのマスヘジャンプするという双六なんです)
そして、話はまったく違う、最近の話題に。
いやあ、よくテレビ番組で「偶然歩いて発見!」とかを見ると「いやいやいや」とか思うんですが、これは本当に偶然。
たまたま(この日行きたかった東京駅でのイベントがドタキャンとなり)、折角だからと皇居やら日本武道館やら、東京観光(笑)。そして疲れたので、休憩がてら立ち寄ったのが九段下にあった建物。
中に入って「双六」のガチャガチャがあったとき、さすがに「僕は双六の神様に導かれているのでは?」と思っちゃいました。
そして、イベント当日は、このガチャガチャで引いた、昭和初期の双六を会場に持ち込んで、自由に見て頂きました。
そもそも双六とは何だろう?
こういうのは、原点にかえる必要があります。
この2番目のが、今日の現代日本で我々が「すごろく」と聞いたときに浮かびやすい「双六」。
では、1番目のは何だろう?
これを作る際に
「そういえば、バックギャモンってよく知らないなあ。ちゃんと学びたいなあ」
と思っていたら、
・ラジオ(After 6 ジャンクション)で「バックギャモン」の特集が行われて、世界チャンピオンによるトークが繰り広げられる。
・別件でゲームマーケットという即売会に行ったら、バックギャモンが展示されていて、そのチャンピオンまで来ていた。
・さらに別件で、清澄白河の駅周辺を歩いていたら、偶然ボードゲームカフェを見つけて、バックギャモンをプレイさせて頂く。
などなど、異様にバックギャモンと触れる機会が急増したのでありました。
やっぱり、双六の神様がいらっしゃるのかもしれない。
閑話休題。
江戸時代よりも昔に「双六」と呼ばれていたのは、こっちの「盤双六」でありました。
「平家物語」で、白河上皇が「双六の賽(サイコロ)は思い通りにならない」という場面がありますが、この双六とはバックギャモンのような「盤双六」なんですね。
さて、それよりも前の時代の書物にも「双六」という表記が出てくるものがあるのですが、この書物は何でしょうか?
なんと「日本書紀」でした。今から1300年も昔です。
さて、では先程の辞書でいう2つ目の意味についても、じっくりと見ていきます。
どちらかというと、我々がイメージする「双六」とは「回り双六」なんです。じゃあ「飛び双六」ってどんなの?
マス目の順序をサイコロの数字分進むのではなく、マス目に「次に◯が出たら◯◯のマスへ行け」のような双六。
(バラエティ番組好きな人には「水曜どうでしょう」の「スゴロクの旅」といった方が通じやすいかな?)
これこそが「飛び双六」なんです。
いやあ、これを読んだとき、「なんで(東京にいて)1の目なのに、名古屋か京都に行けるの?」と長年疑問だったんです。
でも、数字通りに進むのではなく、「東京 1が出たら名古屋か京都へ行く(略)」のような指示がある「飛び双六」だとすればすごく納得。
そして、
リハーサルでこのスライドを出した時、友人からコメントあり。
『幼稚園』の付録ってことは、まだ「数」の概念がない子供向けかもしれない。
だから、サイコロの数字を数える必要がある「回り双六」ではなく、出目(ガシャポン)のイラストのマスに飛ぶ「飛び双六」なのかも。
なるほどー。これは深い分析。
一応、まとめ。
ただ、白黒はっきり分かれるのでなく両方の要素を持つ双六もあるし、名称もこの呼び名が絶対というわけでもないだろうし、これは試験には出ません(笑)。
他にも、さらに「飛び双六のマスを鑑賞する」といったコーナーもありましたが、すべてを出しちゃうと当日参加されたかたに申し訳ないので、ここまでで。
こういう「テーマのあるクイズイベント」において、「そのテーマに関する面白情報の ゼミナール 」というのは、競うクイズ・遊ぶクイズとはまた違いますけど、楽しみの一つでもあるように感じます。
双六とクイズの相性はとてもよいので、また今年2019年も色々な「すごろっクイズ」を行いたいと思います。
(あるいは、またこういうゼミナールをカルチャースクールっぽく開きたいなあ)
2017年1月25日、主婦の友 社 様より、『京大発想パズル』(頭のいい子を育てる京大発想パズル)が発売されました。
よろしければ是非行きつけの本屋さんでお買い求めください。
内容は旧版と大きく変わりませんが、ふりがなや文字装飾など色々と見やすくなっております(なお、今回電子書籍版も各所より発行されています)。
お子さま(特に10歳くらい)に楽しく読んでいただけるのはもちろん、大人でも歯ごたえのある問題を取り揃えています。全部で10種類(+おまけ)のパズルと物語をお楽しみ頂けます。
なお行きつけの本屋さんに置いてなかったよーという場合は、是非ご注文をして頂ければと。店員さんに「こういう本欲しいんですけど、取り寄せできますか?」と聞いて頂ければ、大抵の場合喜んでお取り寄せして頂けて、何日後に届くかなど親切に教えて頂けると思います。
その際は、本のタイトル(「京大発想パズル」でいいかと)、出版社(主婦の友)に加えて、ISBNという本固有の数字を伝えると便利だと思われます。本書の場合は、「978-4-07-422770-9」です。
もし本屋さんの関係者のかたで「売ってもいいけど、代わりになんかやって」ということでしたら、おまけクイズを作ったり、クイズイベントを開いたり(!?)など柔軟に対応しますので、是非に。
なお近隣に本屋さんが無くてどういても大変、という場合、各ネット通販でもお買い求めいただけます。
・Amazon ⇒こちら https://www.amazon.co.jp/dp/4074227703/
・honto ⇒ こちら https://honto.jp/netstore/pd-book_28245736.html
・楽天 ⇒ こちらhttp://product.rakuten.co.jp/product/-/39843e52969d1f059380399f2a7ea137/
・セブン&i ⇒ こちら http://7net.omni7.jp/detail/1106732506
2013年に刊行されたパズルの本が、2017年1月に新装丁で刊行されることになりました。
2013年、主婦の友社さまから『京大発想パズル』というパズル本を出させて頂きました。
対象は10歳以上のお子さまですが、歯ごたえのある問題が多く、大人でも十分に楽しめます。自分が子供時代に「こういう本が読みたいなあ」と思っていた内容を、色々と詰め込ませて頂きました。
入手しづらくなってましたが、出版社から「冒頭のメッセージも、より保護者のかたに向けて、狙いを強く打ち出したほうがいいのでは」というご提案もあり、2017年1月新装丁での刊行となりました。
基本は現行の版と同じで出されているパズルに変更はございません。ただし、以下の違いがございます。
1.ルビなど新基準に従い、読みやすくなりました。
漢字をひらがなにするなど増やしました。
2.一部クイズに関する内容を2017年の最新データとしました。
是非、多くの方に読んで頂き、楽しんで頂ければなあと思います。
改めて情報です。
(以下をお近くの本屋さんにお伝え頂くと、取り寄せしやすくなります)
タイトルは『京大発想パズル』
(正式タイトルは『頭のいい子を育てる京大発想パズル―物語の世界で楽しく遊ぶ』)
発売日は「2017年1月25日」。出版社は、主婦の友社。
ISBNは「978-4-07-422770-9」です。
よろしくお願い致します。
2013年に刊行された 脳の学校の医学博士 加藤俊徳先生の『美人脳のためのアンチエイジング』(主婦の友社)に、コラムとしてミニパズルを複数ページ掲載させて頂きました。
「10ページ分のパズルであれば何でも」とのリクエスト。
でしたが、
「折角ならば、「美人」というテーマに沿いましょう」
「あと、ストーリー仕立てのほうが面白いですね(同社刊の『京大発想パズル』の傾向で)」
「じゃあ、例えば、全編『白雪姫』で作ってみようかな!」
と、
自分で勝手にテーマを決めて作成。
ストーリーから強引に作ったパズルもありましたが(笑)、「常に本当のことを言う鏡」「小人の数の7に因んだ数式」などなかなかうまく合致したパズルもありました。
また、最後は「美人」がテーマのクロスワード。
「世界三大美人の一人」「世界三大美人の一人」とかぶせてみたり。
他にもフレグランス、ボブカットといったヒントが出てきたり、普段の僕ではなかなか使わないフレーズを入れることができたのが、楽しかったです!
もちろん、パズル以外の本編もためになる内容(生活習慣などマインド面での話題が多いですね)。
よろしければ是非お買い求めをば。(……正直、僕には印税入らないのですが(笑))
パズルやクロスワードをご注文の際には、以下4点をご確認頂けると、進めやすくなります。
(1)利用シーン&ターゲット
特定の誰かへのプレゼントか、あるいは雑誌は広告掲載など広く一般に公開予定か。
後者の場合でも、大まかなターゲット像(小学生、動物好きの女性……など)があると、参考になります。
(2)テーマ(もしあれば)
全体のテーマについて。
例えば、「イカを宣伝したいから、海の幸づくしにして欲しい」「中学校の歴史の教科書に出てくる言葉を多く使いたい」など。
約3分の1をテーマ関連にして(それ以上は別途オプションを頂きます)、印象づける内容にいたします。
(3)強調したいキーワード(もしあれば)
特にクロスワードの場合、伝えたいメッセージを浮かび上がらせることが可能です。
(4)その他条件
ご希望の納期や予算などが大体決まっているようでしたら教えてください。可能な限り、合わせる形でご提案を(無理な場合はおことわりのメッセージを)返答いたします。